2014年6月10日火曜日

いつもの事


 
私たちアスタ荏田の職員たちのやっている支援は、大きくは職業指導(生産活動)とご本人の社会支援に分けられます。

これは其々がまったく別ではなく、車の両輪のようにバランスよく支援が行われるのが理想ですが、なかなかそうはうまくいかないのが実情です。

アスタ荏田は「就労継続支援B型」という就労施設になりますので、皆さんは仕事をしに通って来て頂くのが基本です。ご本人が毎日元気に通う事が出来、やりがいを持って仕事に関わる。そのためには何が必要なのかを一緒に考えていかなければなりません。

やりがいは空から降ってくる訳ではなく、自ら働きかけて得るもの。

元気に通うためには毎日の生活を管理しなければならない事。などなど・・・

簡単な様ですがとても難しい事です。特に就労経験のない方にとっては、仕事のやりがいをどこに求めるかわからないのも当然です。
 

お金でもないし、達成感でもない。多いのは「ほめられて嬉しい」という感情であったりします。私たちも出来た事をほめられればもちろん嬉しいのですが、仕事のやりがいはそれだけではちょっと物足りない。

特別なイベントがあればその時の達成感は上がりますが、日常的ないつもの仕事をこつこつ積み重ねていく事の大切さを知ってほしい。

そんな気持ちで職員は皆さんに接していきたいと思っています。

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