2014年12月27日土曜日

今年もお世話になりました


もう少しで今年も終わりますね




アスタ荏田の皆さんにとって、今年は色々なことがあって、思い出深い年となったのではないでしょうか


製造や、販売や、喫茶も、とてもがんばりました

また、皆さん同士のつながりや、お金のこと、人との付き合い方など、勉強する機会をたくさん作りました


勉強会もやりましたが、実際の仕事の場面で考えてもらう事も多かったと思います

お客様とお話しする言葉
仲間同士で仕事の時に話す言葉
遊びの時に話す言葉、そしてそれぞれの場面での態度等々を変える事・・・
それを何度も、繰り返し繰り返し練習しました

もちろん、まだ完全ではありませんが、仕事では自分を優先するのではなく、お客様を第一に考えなければならない、ということなどを、少しずつでも皆さんが理解しようとしてくれているのがわかります

来年も色々な事を学んで、みんなで楽しんで、前進して行きたいと思います



みなさま、来年もアスタ荏田をどうぞよろしくお願い致します

2014年12月20日土曜日

丸紅本社さんでの販売


 

今喫茶で活躍している冷蔵ショーケースを頂いた、丸紅基金さんが40周年ということで、東京の大手町にある丸紅本社の入り口ホールで記念イベントをされていて、18日と19日での販売をお誘いいただき、行ってきました。

皆さん都心に行くのも、ものすごく久しぶりで、(何しろ前行ったのは高校生の時とか)渋谷に興奮し、国会議事堂に驚きながらおのぼりさん気分で緊張しながら向いました。

丸紅基金の皆さまや、本社の方々もご協力下さって、夢のような2日間を過ごさせて頂きました。

販売もさることながら、何よりも何も形の無かった私たちの夢をかなえて下さった丸紅基金や丸紅社員の皆さまの温かいお気持ちを思い出して、何と表現して良いかわからない程でした。

あの頃、何とかアスタ荏田の本店を作りたいと職員みんなで夢ばかり語っていて、身の程知らずの申請をした私たちに、まさかこんな高価な物を頂けるとは思ってもいませんでした。おかげさまで喫茶も出来、お菓子もアスタ荏田で販売できるようになって、今いる皆さんばかりでなく、来る方々に「良いお店ですね」と言って頂けるようになりました。





皆さんが誇りを持ってアスタ荏田で働いてくれる事が出来るのは、私たちの夢を真剣に聞いて下さった皆様のおかげです

 

改めて感謝申し上げると共に、かなえて下さった皆さまのお気持ちにお応えできるように、一同がんばって行きたいと思います
 
 
 

 

2014年11月11日火曜日

今年もイベント三昧


 

今年もたくさんのイベントに呼んで頂き、みなさん張り切って販売に伺いました

日によっては4か所に伺う日もあって、緊張と晴れやかな気持ちで行きました

皆さんによると、イベント参加は100%の力を発揮する機会だそうで、(いつもは??)

意気込みが違うそうなのです。もちろん準備の段階からですが、ひとつひとつの仕事が報われる気持ちなのでしょうね。

まだイベントは続きます。がんばろうね!!
 

2014年10月24日金曜日

思いを表すということ


先般よりお声を掛けて頂いていた、あおば当事者研修実行委員会秋講座の、第2回講座をアスタ荏田で開いて頂き、私たち職員が講師としてお話をさせて頂く機会を頂きました

ほとんどは当事者のご家族のみなさんで、とても熱心に話を聞いて下さいまして、職員一同とてもありがたく、また、こちらも大変勉強になった1日となりました

 

いつも何気なく支援という言葉を使っていますが、その言葉の重さを改めて感じましたし、ご家族の思いが実感として伝わってきました。

日常に紛れて支援が自分よがりになっていないか、思いをちゃんと伝えているだろうか

ご本人にとってよりよい選択肢を表示しているだろうか

なによりも社会からかけ離れた支援をしていないだろうか

自戒をこめて振り返る機会を頂いた気がします
 
 


 

主催をされた皆さまのひとつの思いを講座という形で現実化するのはとても大変だったと思います

本当にありがとうございました
 

2014年10月4日土曜日

2014年9月6日土曜日

お金って誰のもの?


先日アスタ荏田の外を掃除してもらっていた時の事です

掃除が終わって報告に来てくれたのですが、「外に10円が落ちていました」との事で、私が「その10円はどうしましたか?」と聞いたところ、何と「捨てました」と返事がかえって来たのですね。

びっくりして「お金を捨ててはいけません!!探して下さい」と言って探してもらいましたが、ご本人は腑に落ちない様子・・・・

そりゃ自分のお金でもないのに何で怒られるのか解らなかったでしょうね

後でお金は捨てるものではない事を説明しましたが、解ってもらえたか・・・自信がありません

お金の話は永遠ですね

 

2014年8月16日土曜日

自分のもの?みんなのもの?


アスタ荏田での仕事には、色々な道具を使用します。

お菓子作りにはボウルや計り、カフェではお鍋やフランパン、お皿、細かい物ではスプーン、フォークなどなど。

アスタ荏田と契約をする時に、皆さんには道具はていねいに、適切に使う事を約束してもらっており、もちろん皆さんは大切な道具として扱ってくれています。

 

ところが、

 

伝票やメモを記入するボールペンや、包装に使うはさみなどがすぐ無くなるのです。

一日にそれぞれ違う人から、2度も3度もボールペンがありません!との報告が・・・

「元に戻さないからでしょ!探して下さい!!」

という単純な返事で探してもらいますが、見つからない事もしばしばです。

 

と、ある時、とある利用者さんがいつものように「ボールペンがありません!」と言って来られて、私もいつものとおり、「事務所にはありません、探して下さい」と言ったところ、「じゃ、」とご自分のロッカーからアスタのボールペンを出してきたのですね。

これにはびっくりして、みんなで使うものを自分のロッカーにしまってはいけません。と話をしたのですが、考えさせられてしまいました。

別にご本人としては、いつも自分が使うものだからロッカーにしまってもいいと思ったでしょうし、決して自分のものと思ってしまった訳でも無いのですね。(現に私の目の前で出しましたし、あ、ロッカーにある。と思いだしたのでしょう)

でも、やはりみんなで使うものを自分のロッカーにしまうのは違っている。

 

みんなで使うものだから、決まった場所にしまわなければいけない。というわかりきった事と思っていた事が、やはり何度も指導や説明が必要なことだったという発見でした

2014年7月30日水曜日

お楽しみ会をやりました

 
 
先日第3回お楽しみ会をやりました

今回は何とみんなで作るぎょうざの会!

具から作って、みんなで包んで、楽しく食べて。

単純な様ですが、これがとっても楽しいんです。

皮が足りなくなった後はハンバーグ(?)にして焼きました

みなさんお腹いっぱいだったそうです。

2014年7月26日土曜日

臨機応変って大変ですね


カフェでは接客という外からくるお客様への対応が仕事の一つですので、あたりまえですが、接客やオーダーの取りかたを指導しています。

マニュアルはありますが、いつもお客様がマニュアル通りの言葉を言ってくれるわけではないので、みなさんの一番苦手な「臨機応変」が求められる場面があります
 

メニューにはランチタイムが1100からとなっているけれど、1055にいらしたお客様はどうする?とか、オーダーをとった後にそのメニューが売り切れてしまっていた!どうする?とか。いっぺんに10人のお客様がいらした!!など毎日いろいろな事があります。
 

わからない時には必ず職員を呼んで下さいという決まりになっていますが、いっぺんに重なってしまうとさすがに職員も混乱して、訳がわからなくなる時があるんですね。
 

これは接客サービス業で必ず遭遇する、いやーな汗が出て来るような場面です。
 

職員の目はつりあがり、(私です。)語気は荒くなり、丁寧な言葉なんかどこへやら。でも語尾だけは「~してください!!」と理性を忘れまいと・・・
 

なさけないですが、本当に漫才の様です。

そんな事を一緒に繰り返していくうちに、みなさん本当にたくましくなりました。

オーダーで混乱しそうな時には、大ごとにならないうちに職員を呼んで、状況を説明するという事がすぐ出来るようになりました。(もちろん思うように行かない時もありますが、がんばってくれます)

みんなすごいね

2014年7月19日土曜日

「はい、わかりました」の罪


私たちの支援でよく課題になるのが、何かの仕事を指示した時のみなさんの反応です。

元気よく「はい!わかりました」という返事がかえってくるのですが、わかってもらえたのか、わからないのか・・・わからない。

というのは、指示をした時に「わかりましたか?」という問いかけだけでは、指示が理解できていなくても、まるで条件反射のように「はい、わかりました」という返事が返ってくる事が多いのですね。

でも指示していない行動をしてしまう。

指摘をすると、黙ってしまう。ブツブツ言う。逃げてしまう。

「ぼくのせいじゃありません」という強兵も。

決してその仕事が出来ないわけではないのに。何度もやった事のある仕事なのに・・・

 

どうしてなんだろう。

 

職員間で何度も話をしていますが、そう言わないと怒られると思うのかな、という意見や、そう言っておけば大丈夫、と繰り返してきてしまったのかな、と色々ですが、どちらにしても理解していないのに行動すれば、ちぐはぐな動きになってしまい、仕事にならない事は明らかです。

アスタでは仕事上の指示は、相手が理解してくれたのか、職員が確認しながらする事が多いです。(指示をしてから皆さんに改めて指示を繰り返して言ってもらうなど)

しかし、今までこれでやって来たものを、改めてきちんと指示を確認しながらやってくださいと言っても、なかなか身についてしまったものを改めていくことは、ご本人にとってとても難しいようです。

 

「わかりません、もう一度」と言う事がこんなに難しいものだったかと、改めて思わされました。

2014年7月12日土曜日

グリーンカーテン


 

今年も商店街の花ボランティアさんの手で、アスタ荏田の窓にグリーンカーテンの花壇が出来ました。

風船かずらのつると色とりどりのポーチュラカがかわいいです

いつもお任せきりですみません

本当にありがとうございます
 
ところで、今、アスタカフェでは名物濱チキカレーが横浜ガチカレーコンテストに参加中です

http://gachicurry.com/
 
 
皆さまお近くにおいでの際はぜひお寄りください
お待ちしております!!
 
 
 

2014年6月21日土曜日

お楽しみ会をやりました


 
先日第2回目のお楽しみ会を開催しました

今回は地域の地区センターをお借りしてのカラオケ大会!!

現地へ行く前に皆さんには歌いたい曲を選んでもらって、順番も決めてなんてやっていたら、始まる前から大盛り上がりとなっていました。
 

いざ始まったら、最初は恥ずかしそうにしていた人たちもノリノリで踊りつきで歌う人もいて、やってよかったーって思わせてくれました。
 
 

来月はみんなで作るお料理教室?

今回行く前に作りたいものを上げてもらいましたが・・・

さて、何になるかなー

2014年6月10日火曜日

いつもの事


 
私たちアスタ荏田の職員たちのやっている支援は、大きくは職業指導(生産活動)とご本人の社会支援に分けられます。

これは其々がまったく別ではなく、車の両輪のようにバランスよく支援が行われるのが理想ですが、なかなかそうはうまくいかないのが実情です。

アスタ荏田は「就労継続支援B型」という就労施設になりますので、皆さんは仕事をしに通って来て頂くのが基本です。ご本人が毎日元気に通う事が出来、やりがいを持って仕事に関わる。そのためには何が必要なのかを一緒に考えていかなければなりません。

やりがいは空から降ってくる訳ではなく、自ら働きかけて得るもの。

元気に通うためには毎日の生活を管理しなければならない事。などなど・・・

簡単な様ですがとても難しい事です。特に就労経験のない方にとっては、仕事のやりがいをどこに求めるかわからないのも当然です。
 

お金でもないし、達成感でもない。多いのは「ほめられて嬉しい」という感情であったりします。私たちも出来た事をほめられればもちろん嬉しいのですが、仕事のやりがいはそれだけではちょっと物足りない。

特別なイベントがあればその時の達成感は上がりますが、日常的ないつもの仕事をこつこつ積み重ねていく事の大切さを知ってほしい。

そんな気持ちで職員は皆さんに接していきたいと思っています。

2014年5月31日土曜日

適正価格と100円の壁


物の値段というのはとても判断が難しいもので、ある人にとっては基準が1000円で、ある人にとっては100円だったりします。

売る側にとって、価格の設定がその商品の命とも言えるはずです。

お客様が良い物だと思って買って頂ける値段はいくらなのか?

商品を作る度に皆でとっても考えます。

 

福祉事業所の作っている商品はその基準がより幅広く、難しいものだと思います。それは一般企業のように売り上げが目的の全てではないということも大きな理由の一つです。商品を販売するのは売り上げを上げる事だけではなく、障害への理解を啓発するためであったり、利用者さんへの仕事の提供のためであったりという、営利だけではない目的も含んでいます。また、陶器のように商品によっては、価格設定が難しい物もあるでしょう。

 

でも、でも、でも・・・・
 

ことさらに低い値段で販売するのは違うと思ってしまうのです

福祉業界(?)には食品販売の100円の壁という定説があり、何でも100円で売らなければ売れないという思い込みがあるようです。

とても良い材料を使い、高い包装材も使用しているおしゃれなお菓子なのに、クッキー1100円、マドレーヌも100円。本当ならもっと高い価格で売らなければならないはずなのに。

 

もう遠慮するのはやめませんか?

原価が売価を上回るのはさすがにないと思いますが、ほとんど儲けがないほどの価格設定は利用者の皆さんにも失礼なのではないかと思います。

売れる喜びを知ってもらっても、毎月の工賃の額が少ないのでは本末転倒ではないでしょうか。

 

堂々とお客様にアピールして、適正価格で美味しいお菓子を買って頂く。

そんな販売を目指して行きたいと思います

2014年5月17日土曜日

楽しい事


アスタ荏田では今年度から、忙しい時期を除いた月に1回を、皆さんの余暇日として活動を始めました。今回、本当はハイキングをしようと思っていたのですが、あいにくの雨天で室内でのスポーツ大会になりました。

本当にみんなすごいなーと思ったのは、チーム分けやリーダー決め、話し合い等を自分達で進めていったということでした。一人が突出して仕切るのではなく、みんなで協力をして事を進めて行くのは簡単な事ではないと思います。
みなさんとっても楽しかったと言ってくれましたし、次の日の表情もとても明るかったのでこちらまで嬉しくなってしまいました。


次回は・・・お楽しみに!

2014年4月25日金曜日

暖かくなりました


 
今は一年で一番と言って良いほど過ごしやすい季節ですね

ずっと前からアスタ荏田の前にはきれいな花壇がたくさんあって、そのすべてを近隣のボランティアさん方が世話をして下さっています。特に今はチューリップやサクラソウが満開で、見ているだけで癒されますが、この美しさを見せるために日頃、皆さんがどんなにこまめにお世話して下さっているかを見ているので、きれいだねー、だけではない感謝の気持ちがいっぱいです


2014年4月9日水曜日

やる気が出ない時


 
アスタ荏田の仕事は一日中何かしらありますので、休憩を除いた時間はもちろん仕事中という事になります。

でも、人によっては何となく今日はやる気が出ないとか、モヤッとして落ち着かないという日があったりします。毎日そういう事が起きればこれは病的なものかとか、アスタが合っていない事を考えなければいけませんが、たまにはあるのが当たり前で、そんな時はじっくり話を聞いたり、別室で休んでもらったりする事があります。がんばり過ぎてダウンしてしまう前に少しずつ出して行ける方が仕事もやりやすくなる気がします。皆さんの事は職員全員で受け止める事が出来ていますので、皆さんそれぞれ話しやすい職員に聞いてもらっている事が多いです。

2014年4月4日金曜日

新しい年度が始まりました


アスタ荏田は4月始まりの3月決算ですので、4月は新たな年度の始まりです。

1年の始まりと終わりがあるように、今月は始まりの準備に追われている訳です。

アスタ荏田のみなさんにとっては特に何かあるわけではなく、毎日同じように仕事をしてくれていますが、4月が契約切り替えの方も多く、面談があったりするので、何となくバタバタと感じたりしている様子です。

NPOとしてのアスタ荏田も計画を考えたりと忙しい日々を送っていますが、新たな方々も通い始め、春真っ盛りの感じがして、決して嫌いではない時期です。

2014年3月8日土曜日

またまたお金の話


 
先日皆さんにお金の話をしました。

しつこいようですが、何度もする必要のある事だと思いました

今回は「自分の欲しい物」そして、それはお金がいくらあれば買えると思うか。という宿題を出してありました。

当日出席した皆さんはそれぞれ欲しい物を書いてくれて、(これだってすごい事なんです)自分が思う値段をつけてもらいました。もちろん物によって価格はいろいろで、同じものでも1000円で買える物や何万円もする物もありますが、おおよその想像でつけてもらいました。

結果・・・自分の行動範囲が広い人は、欲しい物も多岐にわたってあり、値段も大きく外れてはいませんでした。行動範囲が狭い人は欲しい物がとても身近なものが多く、値段は高価な物ほど大きく外れてしまう様でした。

当たり前なのですが、お金の価値を考えなさいと何べん言っても、自分の世界が広がらなければ実感する事は難しい事だと改めて思いました。

2014年2月4日火曜日

もう2月!?


 

ついこの間「あけましておめでとう」なんてご挨拶していたのに、あっという間に2月に入ってしまいました。

暖かかったり、寒かったりが繰り返されて、風邪引きさんも増えています。このところ神奈川県ではインフルエンザやノロウィルスに始まる感染性胃腸炎が広まっていて、アスタ荏田も他人ごとでは無く、マニュアルを作って対処するようにしました。とにかく手洗い、マスク着用実行をしつこくしつこく・・・

2014年1月31日金曜日

無線LANのご利用サービスが始まります


 


Asutacafeにて、無線LANを利用したインターネット接続サービスが始まります。

無線LAN機器内蔵のパソコンであれば、カフェにて気軽に

高速インターネットに接続できます。

店員にパスワードをご確認のうえ、ご利用ください。

よろしくお願い致します。

2014年1月7日火曜日

新しい年が明けました


平成も26年目なんですね。(当然ながら元年に生まれた赤ちゃんが25才になるという)

アスタ荏田の利用者さんも平成生まれの方たちがずいぶんと増えました。
 

昨日のアスタ荏田の仕事始めに皆さんに今年の目標を言ってもらいましたが、皆さんそれぞれ色々な思いを披露してくれました。言いたい事を自分の言葉で表すというのはとても難しい事だと思います。短くとも、少しでも表現していくのは大切ですね。

アスタ荏田は今年も一丸となってがんばります。

どうぞよろしくお願い致します