アスタ荏田での仕事には、色々な道具を使用します。
お菓子作りにはボウルや計り、カフェではお鍋やフランパン、お皿、細かい物ではスプーン、フォークなどなど。
アスタ荏田と契約をする時に、皆さんには道具はていねいに、適切に使う事を約束してもらっており、もちろん皆さんは大切な道具として扱ってくれています。
ところが、
伝票やメモを記入するボールペンや、包装に使うはさみなどがすぐ無くなるのです。
一日にそれぞれ違う人から、2度も3度もボールペンがありません!との報告が・・・
「元に戻さないからでしょ!探して下さい!!」
という単純な返事で探してもらいますが、見つからない事もしばしばです。
と、ある時、とある利用者さんがいつものように「ボールペンがありません!」と言って来られて、私もいつものとおり、「事務所にはありません、探して下さい」と言ったところ、「じゃ、」とご自分のロッカーからアスタのボールペンを出してきたのですね。
これにはびっくりして、みんなで使うものを自分のロッカーにしまってはいけません。と話をしたのですが、考えさせられてしまいました。
別にご本人としては、いつも自分が使うものだからロッカーにしまってもいいと思ったでしょうし、決して自分のものと思ってしまった訳でも無いのですね。(現に私の目の前で出しましたし、あ、ロッカーにある。と思いだしたのでしょう)
でも、やはりみんなで使うものを自分のロッカーにしまうのは違っている。
みんなで使うものだから、決まった場所にしまわなければいけない。というわかりきった事と思っていた事が、やはり何度も指導や説明が必要なことだったという発見でした
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